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About Kanagawa Prefecture

 

神奈川県について

神奈川県の県庁所在地は横浜市です。
鎖国状態だった日本が開港したのは江戸時代で、その時の開港場所の1つが神奈川県です。その為神奈川県にはいち早く欧米の文化が入ってきました。
中心部の横浜は異国情緒がある部分と下町的な雰囲気と両方の顔を持つ都市になっています。

日本には東京から京都をつなぐ東海道五十三次という街道がありました。53の宿場町を結ぶ道で距離にして約487km。横浜もその宿場町の1つで、そのころの話も色々とあるようです。

前置きが長くなりましたが、これが神奈川県、特に横浜の大まかな歴史です。

 

食べる

何食べる?

日本は多種多様な食文化がある国だと思います。おいしい食べ物も多く、奥深いものになっています。そんな中から、神奈川県で食べることの出来る食をいくつか紹介します。

 

中華料理

横浜中華街

 

横浜には日本最大級の中華街、横浜中華街があります。

「神奈川県について」で記載した開港時から、外国人との橋渡しとして発展してきたそうです。
 
大小様々な店舗があり、中国4大料理は網羅しています。もちろん台湾料理もあります。しかし、日本人である私には本場の中華料理との差はわかりません。いわゆる「日本式中華料理」であると思われます。

私は中華料理も好きなので、中華料理を追求していた時期もありました。その中で日本の中華料理は本場のものとは違う、ということを理解しました。
 
しかしそれでもかなり本場に近いものを食べさせてくれる店舗があることもわかりましたが、そうは言っても日本式中華料理もおいしいものだと思います。

ちなみに、横浜は他県よりも中華料理店が多いと思います。街中にポツンとあるような店舗でも、おいしくない、というような店舗は少ない。全てではないですが汗

横浜中華街で働いていた職人が独立、市内のところどころに店舗を構える。そのため、レベルの高い中華料理店が多いのだと思います。そのような店舗は「外見や店名が中国っぽい」かそうじゃないか、で大体当たります笑


魚介類・寿司

手巻き寿司

神奈川県は海に面している県です。言わずもがなおいしい魚介を堪能しようと思えば、そのような店舗は星の数ほどあります。

世界でもなかなか見られない魚がとれる(らしいですね)東京湾も漁場の1つです。


ひと昔前、といっても昔々はですが、江戸前寿司東京湾の魚から作られるものでした。
最近は流通の技術も飛躍的によくなり、東京湾の魚だけではなく日本国内すべての魚で作られていると思われます。もっと言えば日本だけでなく世界中の魚で寿司は握られていますね。

ちなみに、タコは西洋ではあまり食べられていないものだったようです。しかし最近はそうでもない。スーパーで売られている蛸が値上がりして困っています笑

純粋に東京湾の魚や相模湾の魚介が食べたければ、それなりに格式のある店舗に行くのが良いでしょう。フグやウナギなどは日本らしい食べ物でしょうか。わかりませんが。

安価に食べるならば、伊豆・湘南・小田原・熱海・三浦など、神奈川県南部または東京の豊洲市場または旧築地市場に行くと良いでしょう。

横浜市金沢区鳥浜に出来た南部市場も良いようですね。ただしここは周りに八景島シーパラダイスと鳥浜アウトレットくらいしか遊べるところがない?(一応、それほど遠くない場所に動物園があります)と思いますので旅行に行くなら中継地点として考えたほうが良い気もします。

ちなみに2 近年、刺身は西洋でも受け入れられている食べかたのようですが、私自身の感覚で言うと刺身(生魚)を最大限うまく食べるには「寿司」が適していると思っています。

もちろんすべてがそうではないのですが、刺身単体で食べるより寿司として食べた方がうまい魚が多い。これは好みの問題かもしれません。

 

魅惑のシロコロ

これは焼肉

神奈川県厚木市という町があります。

ここには養豚場があり、おいしい豚肉を食べさせてくれる店舗が沢山あります。
味噌漬けした豚ロース肉の「味噌豚」と、内臓肉の「シロコロ」等が有名で、おいしい焼肉が味わえる店舗が沢山あります。

その中でも個人的なオススメとしては神奈川県厚木市中町にある「酔笑苑」(すいしょうえん)でしょうか。

店舗内は綺麗ではないですし、カウンターのみ。
さらに服に匂いもついてしまいますが、ここのホルモン類(内臓肉)は近くに行くなら是非とも味わって頂きたい。梅酒を焼酎で割った(!)梅割りというお酒もオススメですが、アルコール度数が高いので気をつけましょう。

ちなみに、川魚の「鮎」(あゆ)も有名です。

 

呑んべぇの聖地

夕暮れの都橋商店街と桜

横浜市中区に野毛という場所があります。飲み屋さんがあつまる町で多くの酒好きが集まります。

ここに集まる飲み屋は老舗の飲み屋から新規の変わり種店舗迄様々ですが、リーズナブルな店舗が多く、庶民的な食べ物を食べることができます。

また、年に1度ある「野毛大道芸」の時期ですと日中、そこらじゅうで大道芸パフォーマーの絶技を見ることができます。
 
さらに、限定的ではありますが、3月中旬から下旬の時期ですと、野毛の近くにある大岡川にて満開の桜が両脇に咲き誇る川下りを体験することができます。

それと、無料で入園できる野毛山動物園があります。
無料とは言え、れっきとした動物園です。小さいですが。

 

実は蕎麦もうまいんだぜぇ

天ざるだよ

日本蕎麦(そば)と言えば長野県が有名ですが、神奈川県中西部に位置する「秦野」でもうまい日本蕎麦を食べることが出来ます。

山に囲まれている場所でもあるので山の幸も良いものが味わえます。

蕎麦の実を挽いて作る日本蕎麦ですが、蕎麦粉10割のものを10割蕎麦、蕎麦粉8割小麦粉2割のものを二八(にはち)蕎麦といいます。

10割の蕎麦は当たり前ですが蕎麦の味が濃く、ざるそばや盛り蕎麦など(両方とも湯がいた蕎麦を水で冷やし、水を切り、冷たい醬油ベースのつゆで頂きます)で食べるのが合う蕎麦です。

しかし10割の蕎麦はボロボロになりやすく、作り手の技量が試される割合のようです。
10割を謳う店舗ならそのような心配はないかと思いますが、10割だから崇高ということもないかなぁ、とは思います。
しかし最近は蕎麦打ちの技術が確立されてきているのか、10割でものど越しが良い、しっかりとしたうまい蕎麦が食べられるようになりました。個人的な意見ですが。。

対して二八蕎麦は(二八以外にもありますし、安い蕎麦は小麦粉の方が多いこともあります)繋げにくい蕎麦粉をつなげやすくする目的や、価格を抑えるためといった理由から小麦粉を使用します。

江戸時代の蕎麦は二八が主流だったようで、安価でおいしい蕎麦を頂くことが出来ます。二八といえども独特な蕎麦の味はしっかりと感じることもできます。

蕎麦のことはそこまで詳しくはないのですが、一応個人的な感想を記載してみました。


蕎麦はなんとも言えない味わいがあります。蕎麦を初めて食べるなら是非とも冷たいつゆにつける種類のものを召し上がって頂きたいものです。

秦野の蕎麦は良い意味での「青臭さ」を感じることが出来ます。私はその味を他で味わったことがありません。
といっても長野で食べたのは2回程度なので、長野に行けば食べられるのかもしれませんが。※最近、野毛で食べることが出来ました(汗)

ちなみに 江戸時代の蕎麦屋は箱型店舗より屋台店舗の方が多かったようです。いわゆる立ち食い蕎麦の原型でしょうか。
脱線しますが、寿司屋の主流も屋台寿司だったようです。いわゆる立ち食い寿司?で、安価な食べ物。日本では都市部に行けばそのような店舗があると思います。

地味なオススメエリアです。私はお蕎麦屋さんを2店舗ハシゴしました。

 

見る・体験・遊ぶ・温泉

どっか行っちゃう?



神奈川県にはたくさんの観光スポットがあります。全部を書くとかなりの量になってしまいますので、大まかな分類で記載したいと思います。


箱根・小田原・湯河原エリア

あひる隊長も連れて行きなさい



神奈川県には全国的にも有名な温泉地があります。「魚介類・寿司」に記載した小田原から近いエリアです。この辺りには山と湖と温泉があり、広い範囲に様々な温泉宿があります。

有名な食べ物で「黒卵」や「温泉饅頭」などがあり、旅のお供に食べてみるのも良いでしょう。黒卵の見た目のインパクトは強いですが味は普通です。

また、山が多い場所なので山菜やキノコなど、おいしい山の幸を食べることができます。
  
肝心の温泉ですが、日帰りで入浴出来る温泉から宿泊しないと入れない温泉迄さまざまあります。
広い露天風呂は日本らしい独特な雰囲気と開放的な雰囲気とが合わさり、なんともいえない異世界感を感じることが出来ると思います。
  
ちなみに、このエリアの温泉地を分類しますと、「箱根湯本」「湯河原温泉」「小涌谷大涌谷温泉」「強羅温泉」「宮ノ下温泉」「芦ノ湖温泉」などがあります。

これらはあまり離れた場所ではないので、温泉好きならこの辺りはおススメです。
※注意※ 日本のお風呂は裸で入浴します。水着などの着用はNGです。

その他、彫刻の森美術館や、箱根神社芦ノ湖小田原城などがあり、観光地としても有名です。

大涌谷は活火山。今でも白煙が立ち込めています。ここで作った卵を黒卵と言います。
箱根神社はパワースポットとして有名です。
小田原城戦国大名であった北条氏が100年あまり拠点としていたお城です。そのお城の周りにある小田原城址公園は約320本もの桜が植えてありますので、3月下旬頃に行けばなかなか壮観な景色を楽しむことが出来ます。

 

横浜みなとみらいエリア

土日は大道芸やってること多いよ

おしゃれな雰囲気の港町で、少し前まで日本一の高さを誇ったランドマークタワーがあります。2階と69階を結ぶエレベーターの速さは世界一だそうです。

が。

それも2004年迄だったようで。
台湾の台北101にある分速1010メートルには負けてしまったようです。

野毛にも中華街にも近い横浜の中心部です。こちらもある時までは日本一だった(泣)大観覧車がある小さな遊園地、コスモワールドがあります。

またこのエリアで有名な山下公園があるのもここです。
遊覧船クルーズは毎日運航しており、フラッと立寄って乗ることもできます。その他、カップヌードルミュージアム、赤レンガ倉庫、象の鼻パーク、三渓園などといった観光地があります。

それと書き忘れていたことをもう一つ。山下公園は市民の憩いの公園という側面と自然災害の際の避難場所としての側面があります。

1923.09.01に発生したマグニチュード7.9の関東大震災が起きた際、倒壊した市内の建物などの瓦礫によって埋め立てられた公園です。意外と市民でも知らない人がいる情報のようです。

 

山手エリア

メイドさん必須です!

上記の山下公園から歩いて行ける範囲に山手という場所があります。
江戸終期からしばらくの間は外国人居留地であったため、外国的な雰囲気が強く残っています。

近くにはバラ園、港の見える丘公園、上品な雰囲気の元町商店街などがあり、観光に向いた場所が多くあります。さらに、歴史的な建物も多く、大佛次郎記念館やエリスマン邸、カトリック山手教会などの古い西洋建築に入ることもできます。

のんびり散策するにはとても良い場所です。

 

湘南・鎌倉エリア

見てるぞ

みなとみらいとは違った海の街です。夏はものすごく混むのでその時期はおススメしません。

湘南はビーチが長く続く場所で、波乗りと若者が多くいます。江ノ島と、江ノ島水族館、SPAなどがあり、観光地的にも良い場所です。

日本の有名歌手であるサザンオールスターズの歌の歌詞に出てくる場所が多くあり、また、ジブリで有名な宮崎駿のアニメにも描写される「江ノ電」(江ノ島電鉄)が走っている町でもあります。

食べ物ですと「しらす」が有名ですね。食べられる時期と食べられない時期があるので、もしも気になるようでしたら調べてからの方が良いです。

そんな若者的な場所とは対照的な鎌倉があります。(鎌倉から湘南迄、徒歩でも行けます。鎌倉駅からなら20分くらいかな?)

かの有名な(?)源頼朝によって設立された鶴岡八幡宮がある場所です。
重要文化財として指定されている本宮があり、歴史を感じることのできる場所です。この鶴岡八幡宮の入口には樹齢1000年と言われる大銀杏がありましたが、残念ながら2010年の台風で倒れてしまいました。

大小、神社やお寺も多くありますし、竹林が見事なスポットもあります。
また、鎌倉独特なおしゃれな「和」的なものも散見出来る町でもあります。食べ歩きグルメなどの店舗も多い場所です。

観光としてはおススメな歴史がある町です。住むのは嫌ですが。。

 

横須賀・三浦エリア

色々考えちゃう?

小田原にも近いこのエリアですが、やはり海に面しています。

横須賀はアメリカ海軍基地があり、外国人向けの店舗も多いです。

アメリカ海軍基地がある横須賀港と日本の自衛隊司令部がある長浦港を船で巡り、船内を見学するクルーズも毎日運航しています。土日祝日は混みますので、あらかじめ予約をした方が良いです。

三浦の方面は漁師町といった雰囲気があり、新鮮な海の幸を食べることが出来ます。特にマグロが有名です。城ヶ島という島は釣り人が多いですが、観光地としての側面も強い島です。

その他、猿島八景島シーパラダイス江ノ島水族館、三笠公園などがあります。
※一部湘南鎌倉エリアとかぶります。

 

意外とおもしろいかも?少しマニアックなスポット

横浜キリンビール工場

もう飲んでも良いですか!?

そのまま、ビール工場です。日本の有名なビールメーカーの1つで、みなとみらいエリアから10~15km程の場所にあります。

工場見学もなかなか面白いですが、見学の最後にはビールのおいしい注ぎ方を教えてくれます。そして飲めちゃいます笑
※コロナ禍以降、見学出来ません→予約で可能になりました

 

新横浜ラーメン博物館

ちょこちょこ行っています。

日本のラーメンの歴史を見ることが出来る博物館です。

昭和の街並みを再現した施設内と、全国のおいしいラーメンが頂けます。私もたまに行きますが、外国の方にも人気のようです。

 

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

ドラえもんパーマンなどを代表する漫画家の世界観やメッセージを伝えるミュージアム。残念ながらここには行ったことがないので感想は言えません。すみません。
ドラえもん好きなら是非!

 

川崎工場夜景

サイバーパンクですか

関東地方に連なる京浜工業地帯。京浜工業地帯は日本の発展を大いに支えていた工場群です。

今では見ることがなくなったVHS(ビデオテープ)も、この近くの新子安という場所で発明されました。

その工場群を船で見学するクルーズがあります。工場がなぜ?と思われるかもしれませんが、夜になるとこの工場群がなんとも言えない景色を醸し出すのです。
近未来的というか、サイバーパンク的というか。なかなかおもしろい景色を見ることが出来ますよ。

 

最後に

電車が綺麗に撮れなかった…

ここまで読んでくださった奇特な方、ありがとうございます。
もともとある方向けへの紹介として記載したものですが、書いてみたらかなり書くことがあり、「それならば公開してしまおう」と修正してみました。

ザーっと記載したのもあり、見やすくまとめられている文章にはなっていないと思いますがお許しください笑

ここで書いたことはおおまかな外郭として記載しました。
入っていないスポットなどもまだありますし、もっと細かく書くとこれの5倍くらいの文章量になってしまうと思います。そして、私自身の主観も大いに入っているので異論などもあるかもしれませんが、どうぞご容赦ください。

「あぁ、こんな雰囲気の場所なのかな?」といった感じで見て頂き、気になる場所があったら掘り下げて検索などしてみて下さい。


旅行をされる際に神奈川県が候補になり、この情報がその参考になれる情報であったら幸いです。
皆さまの「何か」が幸多きあるものであること、その念をここに練りこんでおきます。